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2024.01.19
最新情報

ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にて正式出品、昨年のサンダンス映画祭でも上映されると、現代が抱える問題への対峙とエンタメ作品としての魅力を両立させた良作として、多くの絶賛の声を集めている『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』。

既に世界各国で上映されていた本作が、遂に日本公開決定!3月22日(金)より全国映画館で公開される。

 

「わたしたちの人生のために選択の自由が、あるべきじゃない?」予告映像が解禁!

1968年、アメリカのシカゴ。裕福な家の主婦として生きるジョイは何不自由ない暮らしを送っていたが、2人目の子供の妊娠によって心臓の病気が悪化してしまう。唯一の治療は、妊娠をやめることだと担当医に言われ中絶を申し出るが、中絶が法律的に許されていない時代、地元の病院の責任者である男性全員から「中絶は反対だ」と、あっさり拒否されてしまう。そんな中、街で偶然「妊娠?助けが必要?ジェーンに電話を」という張り紙を見つけ、違法だが安全な中絶手術を提供するアンダーグラウンドな団体「ジェーン」にたどり着く。その後、ジョイは「ジェーン」の一員となり、自分と同じ立場で中絶が必要な女性たちを救うために立ち上がる!

「わたしたちの人生のために選択の自由が、あるべきじゃない?」という言葉と共に映し出されるのは、自らの危険をかえりみず、選択できない女性たちのために立ち上がった「ジェーン」たち。名もなきヒロインたちが「女性の権利」のために立ち上がった、感動の実話だ!

 

「わたしの身体か、胎児のいのちか、自由に選択できないわたしたち」ポスタービジュアルも解禁!

さらに解禁されたポスタービジュアルでは、「わたしの身体か、胎児のいのちか、自由に選択できないわたしたち」というインパクトのある言葉とともに、性別、生まれた環境などの違いによって、なぜ人としての権利に違いが生じるのかという問いを私たちに投げかけてくる。

 

配給会社・プレシディオからのコメント

「中絶」を巡る問題は、アメリカのみならず日本でも無視できないテーマです。

日本では、海外で半世紀前から標準化されている手術方法である「吸引法」導入の遅れ、中絶の際に医師から原則として求められる「配偶者同意」制度など改善されるべき問題が山積みです。

さらに、日本においては「中絶」というテーマを触れにくいもの、語りにくいものとして議論にすることがなかなか難しい社会性があると思います。

ぜひ作品を通じて「自己決定権」がなかった歴史と令和になった今でも解決されない問題についてより多くの皆様に知っていただき語り合うきっかけとなれたら嬉しいです。

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